前回シンバが虹の橋に引っ越したとご報告してからそろそろ2ヶ月が経とうとしています
ってことは…それだけ長い間更新が滞ったことになりますね
そんな不定期更新の拙ブログにおいでいただきまして、ありがとうございますm(__)m

シンバが虹の橋に引っ越したのは、4月20日のことでした
ご飯食べないし、元気ないな~と思って病院に連れて行ったのが4月12日
たった8日間しか看病出来ませんでした
その前からあまりご飯を食べなくなっていたのですが、とても元気にしていたので
「シンちゃんのわがまま」くらいにしか思ってなかった母です

ちょうど同じ頃、蓮のお尻から出血があって、そちらの方に気をとられていたのです
蓮の病名は『肛門周囲腺腫』
切除手術が必要とのことで4月17日に予約をするも、シンバの容体が深刻になったため保留とし
病理検査をして様子を見ることにしました(検査の結果、良性とわかりひとまず安心)
蓮のことはまた次回にお話しさせていただきますね

さてシンバの話に戻ります
シンバの最期の様子を、最初に受診した日からの日記を元に整理してみました
少し長くなりますが、お時間ございましたらおつき合いくださいませ(_ _)

12日 シンバ辛そう ご飯も食べないで寝てばかりいる
   今までのかかりつけの病院は遠くて負担がかかりそうなので、
   ご近所のワン友さんに伺って、家から一番近くの病院を受診した
   シンちゃん歯が痛かったんですって!
   しかもかなり酷い状態で口内炎もたくさんあって、とても痛くて食べられない状態
   そういえば、突然奥歯がグラグラになって抜けてしまったことがあったっけ
   生まれつき歯がとても弱い子みたいで、それは遺伝かも・・・って言われた
   今思えば、ミッケママも頬から顎にかけて腫れて、出血して…そうかミッケも歯が痛かったんだ
   ごめんね、全く気がつかなかった…だめな母さんだね
   病院で点滴と注射をしていただいたら、落ち着いた様子で安心した

14日 「シンバ具合が悪いんだ・・・」と娘に連絡した
   すぐに娘が様子を見にやってくる
   すると元気を取り戻していつものように膝の上に乗ったり、パパを玄関まで出迎えたり、
   大好きなブラッシングをおねだりしたり、ご飯も少し食べてくれた
   このまま順調に回復したら、悪い歯を抜いて元気になるねって話していたんだよ
   でもホントはね、先生が「このまま静かに見守ってあげた方がいいかも」っておっしゃったの
   そんなことイヤ!ミッケの分までずっと一緒に暮らすんだから・・・ね、シンちゃん

17日 蓮の手術予定日だけどシンバの状態はあまり良くない なので手術は保留に
   娘が様子を見にやってきたが、そのときには娘の姿を追うことも出なかったシンバ
   夜9時過ぎに、救急で診てくれる病院に連れて行く
   点滴をして貰って落ち着いてきたけど、大丈夫かな?
   シンちゃん、嫌だよ、逝かないでよ
   まだ早すぎるよ~
   今夜からシンバの隣に布団を敷いて寝ることにする
   母さんすぐ側にいるから、安心してね
   
18日 昨夜からトイレに行ってない
   何日も食べてないし、シリンジで流動食を食べさせてみても痛がってたべない(T_T)
   
19日 朝、水を飲みたがったので身体を支えると自分で飲んだ\(^o^)/
   ところがお昼頃になって容態急変!自力で歩けない
   痙攣を起こし(チェーンストークスっていうらしい)水を吐いた おしっこも出た
   午後一番に病院に行く
   着いたと同時にチェーンストークスをおこした
   先生が外まで迎えに来てくださって、すぐに点滴
   朝自力で水を飲んだことを話すと、シンバの頑張りに驚いていた
   普通はチェーンストークスを起こすと、そのまま亡くなることが多いらしい
   「この子が頑張っているんだものな~できる限りのことをしてあげたいよな~」
   って、先生はおっしゃった
   実はこの先生、昨年の7月に倒れて命の危険があったらしい(°°)
   「そのときさ、凄く寒かったんだ だからこの子も寒いと思うんだよな
   ペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ作ってあげて!冷めたらお湯替えてね」
   家に帰ってすぐに湯たんぽを作り、お腹と背中を温めた
   気持ちよさそうに眠っているのを見てほっとした
   夜になると、頭を持ち上げて、目で何かを追うような仕草をした
   呼びかけると、顔を向けてくれた 嬉しかった
   でもその後またチェーンストークスを起こした 唇を噛んだのか出血している
   再び吐く 少し血が混じっている
   頑張れ~ でも苦しかったらもう頑張らなくてもいいからね・・・
   ペットボトル湯たんぽで暖め続ける
   気持ちよく寝られますように

20日 7時15分 シンちゃん虹の橋へ
   頑張ったけど、ホントに頑張ったけど、力尽きちゃったね
   17歳だから、あと3年は一緒にいられるって思い込んでいたんだもの
   だって、シルクもゴマも20歳まで生きたんだよ
   あまりに突然すぎる別れが、受け入れられないよ
   悲しくて、寂しくて、どうしたらいいかわからない
   早すぎるよ…シンバ
   朝、早めに仕事を済ませてしまおうとPCに向かっていると
   足下に寝ているシンバが少し動いた、呼吸が荒い
   「おはようシンちゃん、ちょっと待っててね」
   身体をなでてあげようとしてシンバをみると
   大きく息をして…そして…動かなくなった。。。
   シンちゃん!なんども名前を呼んだけど、もう動くことはなかった
   仕事に行く息子がお別れをした後、私が身体の向きを変えようと抱き上げたら
   たまっていた息を吐いたのだろうか「にゃ~ん」と小さく声が出た
   血の混じったお水も出てきた
   『シンちゃん、さようならって言ったくれたのね』
   愛おしくてしばらく抱きしめていた
   まだ暖かくて、柔らかい まるで眠っているようだ
   動物は死を前にして、身体の中をきれいにするんだって!って娘が話してくれた
   そうか、だから何も食べず何も飲まないのかもしれない
   シンバは自分でそのときがわかっていたのね なんて賢い子なんだろう
   本当に最後の最後までいい子だったね
   シンちゃん、頑張ったね もう痛くないよね ママが迎えに来てるから怖くないよ
   
   午後から先輩ワンにゃん達がお世話になった動物セレモニーで火葬していただいた
   ここはとても丁寧に対応してくださるので安心出来る
   最後のお別れをして炉に納められるとき、声を上げて泣いてしまった
   シンバの存在がどんなに大きかったか思い知らされた
   ずっとずーっと大好きだよ
   シンちゃん ありがとう

6月7日(49日)
   今日までずっとシンバの気配を感じていた
   シンバだけじゃなくミッケ、シルク、ゴマの気配も 確かに感じていた
   ふっと目をやった先に、白いものや黒ぽいものや三毛のようなものが動く
   鳴き声も聞こえる
   寂しがっている母さんを心配して、みんなで側にいてくれたのかもしれない
   みんなありがとうね
   今朝、不思議なことがあった
   婆がデイサービスに行くとき、「あら猫ちゃんよ」ってスタッフさんに話していた
   指さす方をみると、茶虎の猫がいた
   ここに越してきた頃から、蓮の散歩の時に時々見かける子だ
   姿がよく似ていて、シンバが外に出てしまったと思ったこともある
   今日初めて近くで顔を見た・・・私をきょとんとした目で見上げている
   シンちゃんにそっくりの目だ!
   「シンバ?」思わず声を掛けてしまった
   困ったような表情、これもシンバとそっくり
   「うちの子になる?お腹すいたの?ご飯あげようね」
   これまたシンバ似の、戸惑ったような表情 かわいい
   家からドライフードをもってきて、庭に置いた
   離れてみていると、食べてる!美味しそうに食べてるね
   蓮と顔を見合わせた 蓮もじっと見守っている
   「明日また来たら、ご飯上げよう」と思った


長い日記になりました
最後までおつき合いくださって、ありがとうございましたm(__)m
49日を境に、シンちゃんのベッド・ご飯・お水の器・ブラシなどを片付けました
私の気持ちも落ち着いて来て、猫グッズコーナーを避けることもなくなりました
(蓮のフード等を買うときに、猫グッズコーナーを見るのが辛かったのです)
だけど、今日この記事を書いていてまた泣いてしまいました
シンバの身体の重さとぬくもりが恋しい~~と思う今日この頃でございます



あれから毎日待っているのに、茶虎ちゃんは一度も姿を見せません
あれはシンバが茶虎ちゃんの身体を借りて、逢いに来てくれたのかもしれませんね
「もう歯痛くないよ ご飯食べられるから大丈夫だよ」って私に伝えたかったのでしょうか?
なんて優しい子なんだろうって、また泣けてしまいます。。。
ホントにホントにホントに可愛いシンバ ダイダイダイ大好きだよ~~~!!
おすましシンバこのオデブはだ~れ?
この家小さいです~5-19-1まだ3~4歳の頃です



















なんと太いからだ(≧◇≦)



















おとぼけシンちゃん♪

















きれいな毛色だと思うの…
















蓮とお昼寝
部屋の中と外
段差があるんですよ~
そして二人の間には
網戸が・・・